皆様をお連れするヨーロッパ音楽体験の旅も数回を数えることになりました。
今回は、音楽の集い、早稲田および放送大学(大宮と神奈川)の私の受講生の皆様を中心に
お声をかけてスタートしました。
私との旅のリピーターの方々も、初めてご参加の方々も仲良く、
充実した音楽体験をして頂けることを願っています。
ようやく正式の申し込み等の手続きを終え、本格始動致します。
旅も演奏も企画構想から全体をまとめ責任を負う者として、身の引き締まる思いです。
皆様と共に健康と安全第一を心掛け、能う限りの道案内をし、
皆様が心から深い音楽体験をして下さいますよう願っています。
ペータース教会での演奏に向け、グループ全体の正式名称として上記に統一したいと思います。
Holdekunstvereinホルデ・クンスト・フェライン(優しい芸術の会)とは、
シューベルトの有名な歌曲《楽に寄すAn die Musik》の歌い出し
(Du holde Kunst,~汝、優しい芸術=音楽よ)にヒントを得た言葉で、
この歌曲は《ドイツミサ曲》の作曲者による音楽への感謝を感動的に表現していますの
で、今回の旅にまさに相応しいものです。
皆様には、言葉の深い意味で「優しい芸術」をペータース教会で表現できますよう、
またその前後のザルツブルク、ウィーンやパリでの美と芸術の体験を深められますよう
切にお願いいたします。
次回の練習の日8月10日が近づきました。極力ご出席ください。この日は、予告
しました通り、《ドイツミサ曲》第4曲から第6曲を中心に練習しますので、
ご自分のパートが歌詞でスラスラ歌えるよう、口に出して個人練習しておいてください。
それを繰り返すうちに、ドイツ語がきれいなことがわかり、発音するのが楽しくなって
くれば、しめたものですね。
練習回数は多いようでも、毎回に各曲を配分すれば1曲ずつに割ける時間はわずかです。
歌い出しはもちろん途中でのテンポの緩急や特にフェルマータの延ばしなどは、
指揮を見なければ絶対に歌えるはずがなく、パート内や全体のアンサンブルと合うよう
に歌えるか、は他の参加者との練習に参加しなければわかるはずもありません。
(練習回数約半分以上というのは最低条件です。)
なお、皆様の、ドイツ語歌詞の実質暗記のご負担を軽減するため、第7曲と第9曲の
それぞれ2番の歌詞を日本語歌詞に直しています。1番の歌詞はドイツ語で歌いますが、
2番はペータース教会で、可能なら大胆にも!日本語で歌うことを考えています。
ですので今のところ第7曲、第9曲は、1番のドイツ語歌詞のみ練習しておいてください。
10日には日本語歌詞を書き込んだ譜をお渡しする予定です。