放物面のいたずら
これは、学校で見つけたピンクの豚さん。四つ(ちょっと三つにも見えるけど、実際に見えているのは四つ)のピンクの豚さんのうちひとつだけが実像で他の三つは虚像。
どれが実像で、どれが虚像か見ただけではちょっと判断しにくい。
こんな風に手を近づけてみるとわかりやすいかもしれないけれど、上のほうに乗っているのは実像ではない。
と言っても実際に触ってみようとするまではそこに本当にあるとしか見えないし、実際に手に触れないことがわかっていても、豚さんの像は消えるわけでもなく、ちょっと影ができるだけなので、周りでみていると指が豚さんの中に食い込んでいくようにも見える。
これは放物面を二枚合わせた鏡でできていて、中心部である焦点ににおいた豚さんの像はその放物面で反射してしたの面とは反対側の位置に像を結ぶのだ。
それがわかっていてもあまりにリアルに見えるので、指を伸ばしてみてもさわれないことに気がつくとなんだかショック